ドローン診断だけではわからない?本当に大切なのは「屋根に上がる診断」です
更新:2026.09.11
弘前市で屋根・外壁塗装工事を行っている築舘塗装合同会社シェイドです。
塗装工事完了後も、お客様に寄り添い、安心して暮らしていただきたい。
そんな思いで、築舘塗装は日々現地調査を行っています。
最近では、ドローンを使った屋根診断が一般的になってきました。

「屋根に登らなくても確認できます。」
「安全なので安心です。」
そんな言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
確かにドローンはとても便利な機械です。
高所へ登る危険がなく、屋根全体を短時間で撮影できるため、お客様にも映像を見ながら状態をご説明できます。
しかし、ここで一つ知っていただきたいことがあります。
ドローンだけでは、本当に大切な劣化を見逃してしまう可能性があります。
ドローンは「見える部分」を確認する道具
ドローンが得意なのは、屋根全体を上空から確認することです。
例えば、
・屋根全体の色あせ
・大きなサビ
・割れ
・棟板金の浮き
こういった目で見える異常は確認できます。
しかし、屋根は写真だけで診断できるほど単純ではありません。
実際に屋根へ上がって初めて分かる劣化や下地の状況など数多く存在します。

写真では分からない塗膜の状態
例えば屋根。
写真ではまだ塗装できそうに見えても、実際に触ってみると下地が腐っていた。
つまり、数百万円かけた工事でも、本来の耐久性を発揮できなくなる可能性があります。
これは写真だけでは判断できません。
実際に触れ、確認することで初めて分かることです。
サビの進行具合は写真では判断できない
屋根のサビも同じです。
上空から見ると「少しサビているだけ」に見えても、近くで確認すると内部まで腐食が進んでいるケースがあります。
工具で軽く押しただけで穴が開いてしまうことも珍しくありません。
その場合、塗装ではなく板金補修や葺き替えを検討した方が、お客様にとって長持ちする工事になります。
見た目だけで塗装を勧めることは、本当の意味でお客様のためとは言えません。
小さな異常が大きな雨漏りにつながる
屋根には、
・釘の浮き
・ビスの緩み
・コーキングの切れ
・板金のわずかな浮き
など、小さな異常が数多くあります。
「これくらい大丈夫だろう。」
そう思えるような数ミリの隙間から雨水が侵入し、気付かないうちに下地を腐らせてしまうこともあります。
こうした異常は、写真では確認できないことが多く、肉眼で近くから見て初めて発見できます。
ドローンは便利。でも万能ではありません
もちろん、私たちはドローンを否定しているわけではありません。
むしろ屋根全体を把握するためには非常に優れた機械です。
ですが、
「ドローンだけで診断完了」
という考え方には少し注意が必要です。
病院で例えるなら、レントゲンだけ撮って診察を終えるようなものです。
必要であれば医師は実際に患部を触り、詳しく検査を行います。
屋根診断も同じです。
映像だけでは分からないことを、実際に確認することが大切なのです。
築舘塗装は「塗る会社」ではなく「診断できる会社」
私たちが一番大切にしているのは、
「塗装工事を売ること」ではありません。
家がなぜ傷んだのか。
雨水が原因なのか。
雪によるダメージなのか。
通気不足なのか。
屋根そのものが寿命なのか。
原因を見極めることこそ、本当の診断だと考えています。
だからこそ、屋根へ上がり、自分の目で見て、手で触れ、お客様へ正しい状態をお伝えしています。
塗装で十分なのか。
補修が必要なのか。
それとも葺き替えが最善なのか。
お客様にとって一番メリットのある方法をご提案することが、私たちの役目です。
