クリアー塗装ができる家・できない家の違いとは?後悔しないために知っておきたいポイント
更新:2026.09.18
弘前市を中心に屋根・外壁塗装を行っている築舘塗装 合同会社シェイドです。
外壁塗装をご検討中のお客様から、
「せっかくのレンガ調やタイル調のデザインを残したいので、クリヤー塗装はできますか?」
というご相談をいただくことがあります。
クリヤー塗装は、サイディング本来のデザインを活かせる人気の塗装方法ですが、すべてのお住まいに施工できるわけではありません。
今回は、クリヤー塗装ができる家とできない家の違いについてご紹介します。
クリヤー塗装とは?
一般的な外壁塗装は色付きの塗料で外壁を塗り替えますが、クリヤー塗装は透明な塗料で外壁を保護する工法です。
そのため、
- レンガ調
- タイル調
- 石目調
- 木目調

など、サイディング本来のデザインや色柄をそのまま残すことができます。
「新築時のデザインが気に入っているので変えたくない。」
そんな方には非常におすすめの塗装方法です。
なぜ施工できない家があるの?
一番の理由は、クリヤー塗装は透明だからです。
透明な塗料には、色あせや汚れ、傷を隠す力がありません。
つまり現在の外壁の状態が、そのまま仕上がりになります。
そのため、外壁がきれいな状態であることが施工の条件になります。
色あせが進んでいる場合
外壁は紫外線を受けることで少しずつ色あせていきます。
特に弘前市のように冬は雪、夏は紫外線を受ける地域では、南面や西面の劣化が早く進むことがあります。
クリヤー塗装をしても色は元には戻りません。
透明な塗料で現在の状態を保護するだけなので、色あせたまま仕上がってしまいます。
チョーキングが出ている場合
外壁を手で触ると白い粉が付く現象を「チョーキング」といいます。

これは塗膜が劣化しているサインです。
軽度であれば施工できる場合もありますが、劣化が進んでいる場合はクリヤー塗装では十分な耐久性が期待できません。
そのため、色付き塗装をご提案するケースが多くなります。
ひび割れや欠けも要注意
外壁にひび割れや欠けがある場合は補修を行います。
しかし、クリヤー塗装では補修跡を隠すことができません。
補修した部分だけ色や質感が変わり、かえって目立ってしまうことがあります。
そのため、補修が多い外壁にはクリヤー塗装はおすすめできません。
コーキングにも注意が必要です
クリヤー塗装ではコーキング工事も重要になります。
現在はコーキングを打ち替えてからクリヤー塗装を行う「先打ち工法」が一般的ですが、コーキングの色選びを間違えると目地だけが目立ってしまいます。
築舘塗装では、外壁のデザインに合わせてコーキングの色も考えながら施工しています。
一度塗装した外壁には基本的に施工できません
以前に色付き塗装をしている外壁は、基本的にクリヤー塗装には向きません。
クリヤー塗装の魅力は、サイディング本来の意匠を残すことです。

一度塗りつぶしてしまった外壁は、透明な塗料を塗っても塗装面を保護するだけになり、本来のメリットは得られません。
築舘塗装は「塗れるか」ではなく「塗るべきか」を診断します
「クリヤー塗装ができます。」
そう言われても、本当にその建物に適しているとは限りません。
築舘塗装では、
- 色あせの状況
- チョーキングの有無
- ひび割れや欠損
- コーキングの劣化
- サイディングの状態
まで細かく確認し、クリヤー塗装が適しているかを判断しています。
クリヤー塗装は、傷んだ外壁をきれいにする工法ではなく、きれいな状態を長く維持するための工法です。
「クリヤー塗装ができるか分からない」「自分の家にはどちらが合っているのか知りたい」という方は、お気軽に相談ください。建物の状態をしっかり診断し、お住まいにとって最適なご提案をさせていただきます。
